32歳男性
私は肩から背中にかけて常に少なからず痛みが生じている状況です。
パソコンで仕事をしているため、座っている時間が非常に長く、
それが原因なのではないか?と考えています。
この生活を変えることは難しいものの、姿勢などを工夫することで
肩から背中にかけての痛みを緩和させることはできるのか?について知りたいです。
回答
だれでも同じ姿勢を長時間していれば疲れます。
作業効率は落ちるし、体が痛くなるし、良いことは一つもありません。
同じ姿勢を長時間するためには、「重力に逆らわない脱力と鉛直な姿勢による呼吸」です。
どのような姿勢でも同じことが言えますので、参考にしてください。
重力に逆らわないとは、リンゴが木から落ちるように、そのまま真下に前後左右にぶれない状態です。
脱力するには、クラゲになって柔らかいイメージをしてください。
鉛直な姿勢になるには、起き上がりダルマをイメージしてください。
筋肉をあまり使わない姿勢で、肩と股関節を支点に背中を丸く弓なりになることです。
それと、頭は前に突っ込まないようにします。
呼吸ですが、脱力と鉛直姿勢で、息を吸うときに丸まり、吐く時に伸びるような動きをして、
ゆりかごのようにゆったりとした呼吸をしましょう。
出来れば、1時間に10分の休憩をとることです。
それでは仕事にならない方は、1時間に1度でよいので10秒ほど席を立ちましょう。
胸を張った背筋を伸ばすような作られた姿勢だけは、お勧めしません。