年をとってから自律神経がおかしくなったのか?

51歳男性 自営業の方からの質問です

年をとってから自律神経がおかしくなったのか
様々な部位に不定愁訴が出るようになりました。

病院に行くにも何が悪いのか分からず結果として病院にいかずに
本調子ではない状態で日々を過ごしています。

骨盤などを矯正すると身体全体に効果があると聞いた事がありますが、
そもそも整体というものには怖いイメージしかなく、
万が一体調が悪化したらどうしようと思うため整体に伺う勇気が持てません。

このような自律神経が原因と思われる全体的な不調などに整体は効果があるのでしょうか?

回答

不定愁訴などの病気ではないが、なんだか分からない症状がある場合は、整体をお勧めします。
骨盤や背骨からは、体のあらゆる臓器などを働かす神経が行き来している場所です。
歪みが、神経の働きを悪くし、脳からの指令を遮断したりすることもあり、症状の起因になることがあります。

整体は体を整えることで、不自然を自然な体に戻し、自然治癒力を回復させる場所です。
怖いと感じられている方は、ソフト整体をしている整体院を探してみてください。
また、姿勢や体のアドバイスをしてくれる整体院を見つけてください。

痛みなどは、自律神経が関与していることがあります。
呼吸が浅くなると基礎代謝が落ち、自律神経が関与して症状が出る場合があります。
呼吸が深くなると基礎代謝が上がります。

実は、「背筋を伸ばし、胸を張る姿勢」は、ストレートスパイン・ストレートネックになり
肉体に負担をかけ、肩こりや腰痛などの不定愁訴の原因になったりします。
この姿勢は、肋骨が拡がり呼吸が浅くなるため、循環障害により頭がぼうっとしたり重くなったりもします。
歳をとると、肋骨が拡がる傾向もあります。

人間本来の自然な姿勢が必要で、作られた姿勢は不健康を作り出します。
体を脱力し、背中を丸め、お腹をつぶすようにすると、肋骨が狭まり横隔膜に余裕ができ深い呼吸ができます。
背中の丸みは、呼吸をしやすくし、衝撃吸収をして、肩こりや腰痛などの症状の対策ににもなります。

うなだれるような前傾姿勢でなく、重力に逆らわない鉛直な姿勢です。
姿勢の意識を変えていきましょう。

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