介護職のための腰痛と肩こりの予防と緩和方法

介護職のための腰痛と肩こりの予防と緩和方法

32歳男性 会社役員の方からの質問

介護職で働いている方が、立場や現場での業務や書類作業による腰痛や肩こりの予防方法について知りたいです。

また、自宅で簡単にできる症状の緩和方法や、仕事中に気をつけるべきポイント、体調を整えるための方法について教えていただけると助かります。

回答

すべてにおいて、姿勢が大事です。  

脱力し重力に逆らわない姿勢で、前重心にならないことを心がけることです。

前のめりでだらっと倒れこむ姿勢ではありませんよ。  

胸を張らない・背筋を伸ばさない・丸い背中と怒り肩にならないようにすることが大事。

立つ時にはS字カーブとなり、いろんな動作をするたに必要な姿勢なのです。  

背筋を伸ばし胸を張る姿勢は、背中の筋肉を使い続け胸の筋肉が引っ張られ、 肩が上がり・肋骨が広がるので、バランスが崩れやすく・力が入り続け・呼吸も浅くなる姿勢です。  

子供の頃から、規律教育を常にする姿勢を指導されてきているために、脱力できない人が多いです。

必要な時に力を出し、普段は姿勢を保持するだけに筋肉はを使う省エネ姿勢が、 肩こりや腰痛を防ぐ早道になります。  

座り時にも胸を張り腰を反る姿勢ではなく、背中も腰も丸めることが大事です。

その時に、丸めるは前のめりになると勘違いされる方が多いもですが、 骨盤に対して肩と頭が前のめりにならないように、背中と腰を丸めるようにしてください。

慣れない方は、時々に脱力姿勢を取り徐々にならしてください。  

体の使い方も重要で、連動性のある動かし方をするとよいですね。

人を起こす時でも、腕だけで力を入れ起こすのではなく、手と腕でを保持して背中(肩甲骨)をメインに 起こし腰で起こすことはせず、膝をを使い引き上げるような、体を全体を使い連動させると良いです。  

膝や手足を含め全ての関節は伸ばさない、自然な脱力をして体を動かすことをしましょう

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